休符記号の解説です


前回は、「音符のスピード感」 についてお話をしました。
今回は、音符以上に苦手だと思われる 「休符」 について
お話ししていきます。
休符ですかぁ~。いきなり苦手意識ありますよね。
休符も、音楽の授業では 「○拍休む」 と教わったと思います。
はい。そのように覚えてました!
・
・
だから苦手だったのです。
【休符が見えない】
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休符が全く見えてなくて・・・・
「うっかり両手同時に押してた!」 |
このような失敗例に、心当たりありませんか?
ああ~ 確かにそんな感じでした。
普段から休符が見えてなかったら、「苦手」 になるのは当たり前です!
それでは、どう覚えるとラクになるでしょう?
ここから休符の解説です
この楽譜 ↓ から、音符が一つなくなるとどうなるでしょう?

空いた部分には、同じ長さの休符が入ります。
休符も、その長さによって、形が決められています。
音楽のテストでは、このような問題だったと思います。
この答えを言える人はたくさんいます。
全音符は4拍! 2分音符は2拍! 4分音符は1拍です!
でも、今の問題が全問正解できた人も、
曲の練習をしていて、休符が出てきたときは、
よくわからないから、休符は無視か、勘で当ててる感じです!
心当たりありませんか?
ピアノ演奏用としての読み方! (拍子感を持って読む)
仮に、「4分音符」 一つ分、音が抜けたとしましょう。
すると、その空き部分には 同じ 「4分休符」 が入ります。
3番目の音、やっぱり邪魔だから外そう!
……すると、3番目の跡地には 「4分休符」 が入ります。
ところでコレ、どのくらい休めばいいのですか?
・
・
わかってなくていいのです。
そのかわり、♪が全部あるつもりで 「ド レ ○ ファ 」 と 4カウント をとって、
休符の部分だけ、お膝ポン!

はい、それが正確な間ですよ!
8分休符
今度は、「8分休符」 も見てみましょう。
今まで、 「1拍の半分」 と謎の呪文を言っていた、アレです。

仮に、「8分音符」 一つ分、音が抜けたとしましょう。
すると、その跡地には 同じ 「8分休符」 が入ります。

ところでコレ、どのくらい休めばいいのですか?
わかってなくていいのです。
そのかわり、♪が全部あるつもりで
「ド レ ミ ファ ○ ラ シ ド」 と 8カウント をとって
休符の部分だけ、お膝ポン!
・
・

はい、それが正確な間ですよ!
「1拍の半分」 と覚えるより、このほうが 実際の演奏に近いでしょう?
関連リンク……音符と休符 (初心者の方は こちらもごらんください)

リズムの覚え方!
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