? 努力をしているのに結果が伴わない(プロの先生が解説)

ピアノ初心者の音符の読み方(プロの先生が解説)

ピアノ初心者の音符の読み方(プロの先生が解説)

努力をしているのに結果が伴わないのはなぜ?


ピアノに限らず、「自分は努力が続かない」 と悩んでる人って多いですよね? 実は、努力が続かない理由って、大抵の人は次の2つなのです。 1つは、こらえ性がないこと。 常に興味の対象がコロコロ変わって、1つのことに集中できない人。 もう1つは、努力をしているのに結果が伴わないこと。 努力してるのに結果が伴わないから、だんだんやる気が削られて、中途挫折してしまう。   ・   ・ ここで大事なのは、努力をして結果が伴わなかった時のこと。 努力をしても結果が伴わなかった時、アナタはどう反応してますか? 「我慢してでも続けることが大事」 それが失敗の元なのです! 「我慢してでも続けることが大事」 と反応してる人ほど、実は挫折の危険性は、より高くなるんですよ。 それはなぜか? 努力してるのに結果が伴わなかったら、それは努力が足りないのではないのです。 やり方が悪いのです。
上達とは? ・ 失敗を改める  ・ 成功を逃がさない  
今現在、自分の努力が 「失敗」 している人は 今必要なことは、我慢することではなく 「失敗を改める」 です。 元のやり方のまま、我慢して続けたところで、結果は代わり映えしない。 だって、そのやり方でうまくいかないから、困ってるのでしょう? だから、努力をしてるのに結果が伴わなかったら 「努力の中身を改善する」  こと。 覚えておいてくださいね! 本当に人の2.3倍のスピードで伸びてる人って、目の前の練習も、人の2.3倍のスピードでクリアしていく人なのです。 そういう人ほど、目の前の問題に対して 『問題解決のスピード』 が早いのです。 ━─+━─+━─+━─+━─+━─+━─+━─+━─+━─+ 大人なのに 『子供みたいな練習』  をしてませんか? ━─+━─+━─+━─+━─+━─+━─+━─+━─+━─+ 練習で思ったようにうまくいかないと、 「なんでできないのか!」 とイライラしますよね? でも 『大人のピアノの教室』 を運営していると、初心者の方の失敗例って、だいたいみんな同じなのです。 それは、大人なのに 『子供みたいな練習』  をしてしまうこと。 ただ頑張るだけで、結果をチェックせずに 「できないのは練習量が足りないからなんだ!」 と、何も考えずに、いきなり、リピート練習からスタートしてしまう。 できなかったら、先にデキナイ原因をつぶすことが大切なのに、何も考えずに 『子供みたいな練習』  をしていたら、子供みたいな失敗になるのも当然ですよね! 練習がうまくいかない人は、「ピアノの練習って、こうなんでしょ?」 と小学生の練習のイメージを追いかけて、小学生と同じ失敗にハマっていませんか? でもね、小学生って、ピアノを習ってる半数以上の子たちが、普段の練習は目標も何もなく 「普段の練習は、先生に怒られない程度にやる」 こんな感じなのですよ。 発表会本番ですら、2.3ヶ月も練習を続けた曲に対して、「ミスしても、ご愛嬌!」 という感じでしょう? だから、小学生と同じ練習なんてしてはいけないのです。   ・   ・ 当レッスンは 『大人のピアノの教室』  として運営していて、しかも全国各地から問い合わせもあるくらいなので上達スピードは他の教室と全然違います。 具体的には、初心者が習い始めて、最初の半年で音符が読めるようになってしまい(最初の半年は初見のレッスン)、その後は曲のレッスンに進み、『2年で中級、3年で上級』 の早さで伸びてしまう。(しかも、表現も美しい) それだけの早さで伸びるとなると、目の前の曲も当然、人の2.3倍の早さで次々とクリアしていくわけですが、 どうやったら、そんなスピードで伸びられるの? それは、他の教室とは違う 『特別な練習法』  と 『ミスの対策』   つまり、やり方そのものが違うのです。 だって、なるべくなら、苦労や、やり直しの練習はしたくない。 先生の力で、デキが悪い人も、なんとか救ってほしいと思ってるでしょう? だから 『ミスの対策』 をあらかじめ先生から教わって、自分の練習のほとんどが 「前に進む練習」 ばかりになれば、猛練習なんかしなくても伸び方って数倍になるのです! 他の先生ではうまくいかなかったのに、当レッスンに来ただけで伸び方が優秀になった! そういうケースは、たくさんあります。 結局差がつくのは 『特別な練習法』 で練習できるか? なのです。 ━─+━─+━─+━─+━─+━─+━─+━─+━─+━─+ 練習テーマを意識して練習してますか? ━─+━─+━─+━─+━─+━─+━─+━─+━─+━─+ うまくいかない人ほど、何も考えずに 『子供みたいな練習』  をしてる。 それは、練習テーマも同じですよ。 うまくいかない人ほど、練習テーマは、練習初期から仕上げ期まで、 『スラスラパーフェクトを目指す』 これしか見えていないもの。 最終的にはそれが目標ではあっても、そのためには、ゴールに向けて、段階を刻んでいく必要があります。 練習初期から仕上げまで、常に 『スラスラパーフェクトを目指す』 じゃダメなのです。 そんな粗い練習では、練習のピントがズレてしまう。 実際には練習は大きく分けて 『4段階のブロック』 があって、それぞれのブロックごとに、最適な練習テーマは変わってきます。 【フェーズ1】 (練習開始直後)
まったくのダメダメヘロヘロの時期。 曲の形すら見えない。 何をやっても全然合わない。 1回目が成功しても、2回目がない。 2度目をやると、またできなくなってる!
【フェーズ2】 (ええとぉ…の時期)
とりあえず、ゆっくりなら形が見えてきた。 ただ、不定期に「えーとぉ…」となる。 ミスも多いので、まだ弾けてるとは言えないが、 弾いていて、ストレスは少なくなってきた。
【フェーズ3】 (練習中期~後半へ)
ゆっくりなら間違えずに弾けるようになったけど 調子に乗って、スピードを速くするとダメ。 ちょっと速くしただけで、壊滅状態。 私は軽自動車なのか? むしろ、トラクターか?
【フェーズ4】 (練習後期~仕上げへ)
結構弾けるようになってきたよ。 ミスはまだ、5%くらい残るけど、全体の95%はほぼOK ただ、いつもは弾けてるのに、今回だけ間違った! そういうミスばかりで、なかなか100点は出ない。 終わらないモグラ叩きの気分!
『曲の練習』 を大きく4段階に分けると、このような感じになります。 それぞれの時期によって、悩みや解決法は変わってくるのです。全部同じじゃないんです。 ですので今、曲の練習に困っている方は、
今の自分は、どのブロックにいて そのフェーズの人は、どんな問題にハマりやすいのか?
今の自分に合う対策を中心に見ながら練習してみると、急にうまくいくようになりますよ! なるべくなら、苦労や、やり直しの練習はしたくない。 先生の力で、デキが悪い人も、なんとか救ってほしいと思ってるでしょう? そのような人ほど、この 『ミスの対策』 をまとめたページは強い味方になります!

管理人のピアノ教室 管理人のピアノ教室 『大人のピアノの教室』
『大人のピアノの教室』として運営していると、上達スピードの早さを求められます。 全国各地から問い合わせのある教室は、普通の教室と何が違うのか?

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