ピアノ初心者のための音符の読み方


   子供のレッスン 平均的な伸び方編 (代表的な失敗例)
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  【代表的な失敗例シリーズ その2】


   自分が弾けることと、人に教えることは
   似ているように見えて、全然違います!

   「先生自身がピアノが上手であれば、教え方も優秀!」

   世の中には、そのようなイメージがあると思います。
   しかし実際は? というと・・・・


  先生は 上手なんだけど 生徒は怒られるだけで あまりうまくない・・


   そのような話、よく聞きませんか?
   これはいったいどういうことなのでしょう?

   代表的な失敗例シリーズ その2は

   『子供のレッスン 平均的な伸び方編』 です。



  平均的な伸び方の子


   前回の記事は、

   ピアノを習っていて、『全く練習しない子』 の失敗例

   のケースでした。

   しかし、もちろん 全員がこうではありません。
   同じ先生に習っていても、もっと出来のイイ子は、違う反応をしています。

   今回は、偏差値50前後の
   『平均的な伸び方の子』 のケースをご紹介しましょう!


   偏差値50前後の、『平均的な伸び方の子』 は、先生から一番怒られてます。

   あまりにも練習しない子 に対しては
   先生も途中で諦めて、何も言わなくなるので、全然怒られない。

   逆に、出来が良すぎる、偏差値60超の子も、
   音大進学とかコンクールとか、スパルタになる理由が特になければ

   怒らなくても、ちゃんと練習してきてくれるので、自分の教室内では
   怒る理由がなくなる。

   なので、普通のピアノ教室で、一番怒られてるゾーンは
   偏差値50前後の、『平均的な伸び方の子』 たちなのですが

   「じゃあ、普通の子たちは、上手なのか?」 というと

   怒られながらやっているわりには
   『初見ができる』 とか、『上手い』 というわけではなく、

   練習嫌いで、自ら進んで練習せず
   レッスン直前まで追い込まれないと 練習しない状態


   あるいは、

   全然練習してなくて、当日 行きたくない! 休みたい! と駄々をこねてる状態

   (ピアノレッスンほど、「急なお休み」 の頻発する、習い事はない)


   【先生に怒られないためだけの練習】
   ピアノの練習は、いつもレッスンの直前に慌てて練習!

   そしてレッスンを、怒られずに切り抜けられると

  ああよかった! 怒られずに済んだ!

   と気を抜き、またまた 次のレッスンの直前 に、慌てて練習!

   この時点でもう、ピアノが上手になるための練習 にはなっていないのです。

   なぜなら、練習の目的 そのものが

   「技術向上のため」 ではなく、「怒られないため」 に
   すり替わってしまってるので

   毎回、「怒られない、ギリギリのライン」 を目標に練習しているから。


   さて、ご自身がこのゾーンに該当してた方は、過去を振り返りながら
   読んでみてください。

   ピアノ教室で、普通の子はどのような指導を受けているのか?



  普通の子は どのような指導を受けているか?


   ピアノ教室に習いに行くと、まずは入門テキストを与えられます。

   昔なら 『バイエル』
   今は、 『バーナム』 などが主に使われてるでしょうか。

   この、入門テキストでの先生の教え方は
   できないことをできるように、丁寧に教えるではなく


   【ルールの枠内に戻させる】

 ・ 指番号を守りましょう (ちゃんと見て)
 ・ 間違わずに弾きましょう (ココ間違ったよ)
 ・ 止まらず、スラスラ弾きましょう (メトロノーム使用)
 ・ 楽譜に書いてあることを守りましょう (記号見落としてるよ)


   このように、本人が、ルールから外れて弾いていた部分を
   「ルールの枠内に戻させる」 という指導が一般的です。

   ミスの指摘も含めて
   外れてる箇所をその都度指摘するだけ というレッスン内容ですね。

   (指導熱心な先生は除く)

   これらの 練習曲 を 2年くらいで終えると
   次のレベルは 『ブルグミュラー』 や 『ギロック』 となります。

   ここに到達するまでの弾き方は、最初の2年間はこんな感じでした。


    【ドレミと言いながら】

まずは右手のみ → 次に左手のみ → 後から両手合わせ


   楽譜を見ると、指が迷子になるので
   大抵は、覚えた状態で、手元を見ながら弾いてます。

   でも、 ピアノを2年くらい習ってる とはいっても、やってる内容は
   子供のレッスンですからね、

   たとえ楽譜を見ていても、音符がスラスラ読めてるわけではなく

   「数えながら音拾い」 しかできない状態 なので

   「優秀ですね! じゃあコレは?」 とページをめくられると
   途端に何も出来なくなって、「ええとぉ……」 に戻ってしまいます。


   【覚えないと、簡単な曲さえ弾けない】

 1. (楽譜が読めないから) 最初は「えーとドレミ・・」 数えながら音取り

 2. 何度か繰り返し練習するうちに、答えを耳で覚えてしまう!

 3. そこから先は、耳で知っている音を 「記憶」 で当ててるだけ!


   音符が読めてるわけではないのです。

   練習して、覚え込んだ指のパターンを
   ピアノの鍵盤で再現する練習を繰り返してるだけ。

      ・
      ・

    ピアノ歴3年前後 になると

   今まで聞いたことのない、新しいテーマも加わります。


手元ばかり見ないで、楽譜を見ながら弾いてくださいね!
楽譜を見て弾かないと、読譜力が育ちませんからね!


   しかし、先生はここでもルールを伝えるだけ。

   「やってるうちに、自然にできるようになりますよ」 と言うだけで
   訓練法をしっかり教えるわけでもなく

   なかには、何も教わってないのに、出来ないことに対して

   「こんな簡単なことが、どうしてあなたにはできないの?」
   怒られるだけだった というケースもありますが

   皆に共通しているのは

   「やり方が分からないから、結局、どう練習すればいいか分からなかった」

   でも、鍵盤ばかり見ながら弾くと、先生に怒られるから

   音符は読めてないけど、先生には怒られたくない! となると
   小学生がやることは、一つしかありません。

   先生の前で 演技 に走ってしまう。


   【先生の前で 演技】

先生の前では、いかにも読めてるフリ をしてるが
実際には楽譜なんて 全然見えてない!

楽譜をスラスラ読んでいるように 見せかけながら
実際には、記憶の音を 見えない指が必死に探してる!


   ……こうなりますよね? 教わってないのですから。

   しかも、おかしな弾き方をしてるわけですから、実際の演奏は、
   「手元を見ながら」 の時に比べて、かえって下手になってるわけです。

   ちょっと油断したら、すぐに 『不合格連発』 に突入してしまう!

   なので結局、危なくなったら 
   楽譜を見ながら弾いてくださいね! というルールは、いったん引っ込め

   目の前の課題を合格させること を優先するため

   最後は暗譜! と言って、元のルールに戻ってしまう。

   (先生は、「表現のため」 と言ってますが 本当は違います)

      ・
      ・

   『練習曲』 の番号だけ見れば、あの時に比べてこんなに進んだ! と
   達成感を感じるものですが、それらの半分以上は幻

   「オマケしてマル」 をいくつか挟んでいたり、先生が妥協したりして

   進んだ番号のわりに、実力が変わってなかったのは、そういうことなのです。


 関連リンク …… 最後は暗譜! の本当の理由




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