ラインの間の音符はどうするの?

ト音記号のライン。
これをドから順に読むと……?
(↑に読む)
「ド・ミ・ソ・シ・レ・ファ」 になります。
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でもこの読み方だと、「ラインの上」 しか効きませんよね?
「ラインの間」 はどうすればいいのですか? |
この読み方では、「ライン上の音符」 しか、使えない?
そんなことないのです!
ライン間の音符も、問題ありません!
音符が1つ高くなれば、指も、1つ上のキーを押します。 |
たとえば ライン間 の これって、「ミ」 のいくつ上 ですか?
一つ上です!
そしたら、ピアノの鍵盤でも 「ミ」 の1つ上 を押せますか?

ホラ、それが正解!
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あれれ? 確かに正解が押せました!
でも、この読み方だとドレミの何なのか、分からないのですが…… |
それでいいのです!
だってすでに押してるでしょう? 正解を。
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確かに鍵盤は押せましたけど、
ただ、今のが ドレミ の何なのか…… |
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おかしなことを言ってませんか?
今までなぜ、「ドレミ」って言ってたの? というと
「正解の鍵盤を押すため」 ですよね? |
すでに正解を押してたら もう 「ドレミ」 なんて言う必要ないじゃない。
目的を達成してますよ!
でも、それだとミスしませんか?
本当にミスしますか? 「隣りのキー」 を押すだけなのに?
ドレミと言うより先に、正解が押せた!
気づいてなかったかもしれませんが、今の読み方で初めて、
頭の速さ を、指が上回れたのです!
それって ・・・・・・ 
ドレミと考えるより先に、指が正解を押してたのさっ!
今まで全ての音符を、「ドレミ」 と数えていた人、
本当は ダイレクトの読み方 に 憧れていたはずでは?
あれ~? それって 私には無理 だと思ってました!
いきなり全ての音符を とするのは、さすがに大変です!
でも、簡単なところから、少しずつ変えていこうとすれば?
それが、上級者の読み方 に、一歩ずつ近づけるのです!
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ビックリしたでしょう?
ピアノ って、先生の力 だけで 今までより簡単にできるのです!
次は、「ヘ音記号」 の読み方についても、見てみましょう!

ヘ音記号の読み方
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