がセットになっている楽譜のことを、大譜表と言います。
そして、大譜表の、「真ん中のド」 の覚え方なら、今まで見てきたように、とっても簡単!
音符を読もうとしないで、そのままイラストを眺めれば、本当にそのまま見たとおり……
【真ん中のドの覚え方】
これを覚えるだけで、両手とも 「真ん中のド」 は一発です!
しかし、初心者時代はどうしても、慣れないうちは
「ええと、
が ドだから、レミ……」
とひとつひとつ 音符を数えてしまいがち。
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これでは 音符を読むのに時間がかかりますし、なにより数えるだけでも 疲れますよね?
そこで、今回も 「魔法の裏技」 の登場です!
ここでは、初心者のための裏技
音符が 「2倍速」 で読める魔法 をご紹介します。
これを覚えると、楽譜の見え方が今までと比べて、グンと変わりますよ!
音符を読むのが苦手な方って、
真っ正面から 「ドレミファソ・・・」 と 読んでますよね?
そのような方は、ちょっと5線を 横から眺めてみてください。
縦ではなく、横からなのです。
初心者時代は 「ええと、 が ドだから、レミ……」
とひとつひとつ数えがちですが、
もし 1個おきで読める ようになれば、今までの2倍速で読めるようになりますよね?
でも、 「ド・ミ・ソ・シ・レ・ファ」 ……
このままでは、いかにも 「教科書的」 なツマラナイ語感なので、
もうちょっと、楽しく覚えたいですよね?
そこで、語感が似ている言葉。
これならどうでしょう?
おおっ! 急に覚えやすくなりました!!
さっきの、「ド・ミ・ソ・シ・レ・ファ」 のままと違って、元々身近な言葉ですから
楽しく一発で覚えられる、魔法の呪文になりました!
「お味噌汁・レバー」の呪文を覚えていると、結構いいことがあります。
例えば、加線がたくさんの音符。
こういう音符、読めますか?
おそらく、かなり楽譜に自信がある人でないかぎり、
「えーと、ドレミファソ……」 と一つずつ数えだしてしまうでしょう。
これを簡単に読むコツがあるのです。それは、
2本目のラインが 「2オクターブ上の ド」 ということ。
2本目のラインが 「2オクターブ上のド」 ということは、
ここを起点に 「お味噌汁・レバー」 の呪文が使えるわけで。
試しに、青いラインの上から 「お味噌汁・レバー」 と 言ってみてください。 どうなりますか?
この読み方なら、加線が5つあっても、全然怖くありません。
左手も同じです!
……ココから 「お味噌汁・レバー」 と言えば簡単!
だから、一番最初に、今後の応用を考えて・・・
【5オクターブの 「ド」 を真っ先に覚える】
このような覚え方をしていたのです!
このページを解説しているのは現役のピアノの先生ですから
初めての人ほど、こうやって実際に習ってるみたいに、順番に知識を組み立てていくと、知識がレンガのように高く高く積み上がって、驚くほどの早さで理解が深まりますよ!
もし、もう一度最初から順に読み直したいときは……