前回のページでは、「中央のド」 を たった5分で覚えられました!
今までは、左手のって、空に飛び出た音符に見えていたと思いますが
実は、この 音符も右手と同じように「真ん中のド」 を指していたのです。
この見え方は、驚いた人も多いのではないでしょうか?
ここから先は、もっと範囲を広げて、「中央のド」 より (高い音) に向かって、
覚える 「ド」 を増やしていきますよ!
今回も、前回のページと同じように、まずは 視線の実験 からどうぞ!
先ほどは、鍵盤の真ん中が楽譜でも真ん中 でした。 こう覚えられたことは、新たな発見だったと思います!
では、1オクターブ上、2オクターブ上は、それぞれどう覚えればいいでしょう? 同じように簡単に覚えられるものなの?
【1オクターブ先の ドの覚え方】まずは視線の実験からいきましょう! 鍵盤では、薄いところが1オクターブ先ですね? では音符を見ると?
実はココがポイントです! 1オクターブ先のドを覚えようと思ったら、 今までのように、音符の丸い玉を見るのではなく 背景の「ピンクのライン」に、音符を照らし合わせてみてください! アナタが見るのは音符ではなく、背景のラインなのです!
手順1 | 真ん中ラインのいくつ先? (1つ先) |
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手順2 | 真ん中ラインの1つ先なら? → 鍵盤も 「+1」 のド |
真ん中のド → 1オクターブ先 → ![]() |
どうでしょう? このように覚えたら、ゴロ合わせのように、簡単に覚えられますよね? 簡単に覚えられるということは、音符を読むスピードが早くなるということです!
それでは最後! 2オクターブ上のド……こちらにいってみましょう! 最後もやはり 視線の実験 です。
今回も視線の実験ですよ!
まずは、「中央のド」 から見て、2オクターブ先 のド を見てください!
鍵盤は、あの青いところですね? では音符は??
加線エリアの 「ド」 ……
よく見ると、加線エリアのラインって「2本」あります!
ん? 2本? ……あとは簡単ですね!
手順1 | 加線の数って、いくつ? (2本) |
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手順2 | 加線が 「2本」 なら? → 鍵盤も 「+2」 のド |
真ん中のド → 2オクターブ先 → ![]() |
どうでしょう? この覚え方なら、どちらも一発で覚えられますよね? みんな、知らなかったと思いますが 音符の丸い玉ではなく、ラインに照らし合わせると、とっても簡単になるのです!
今度は左手の、「ヘ音記号」 も見てみましょう! 覚え方は、右手の時と向きが反対方向になるだけです。 「中央のド」 より (低い音) に向かって…… 今度は下方面に見ていきましょう!
手順1 | 真ん中ラインのいくつ先? (1つ先) |
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手順2 | 真ん中ラインの1つ先なら? → 鍵盤も 「-1」 のド |
真ん中のド → 1オクターブ先 → ![]() |
手順1 | 加線の数って、いくつ? (2本) |
手順2 | 楽譜の加線が 「2本」 なら? → 鍵盤も 「-2」 のド |
真ん中のド → 2オクターブ先 → |
【加線エリアは、ラインの数を数えるだけなのです】
今まで、「難しそう」 と尻込みしていたはずの、加線エリアですが、
本当は右手の逆向きに動くだけだったのです!
だから、片方を覚えれば、両手セットで覚えられる!
改めて、左手を覚えなおす必要はない! (最初から知ってる)
……だんだん楽しくなってきましたね! でも、ここからはもっと驚きますよ!
次のページでは 音符を読むスピードを2倍速に跳ね上げます!
ここから先は、読譜のスピードアップをめざして、スラスラ読む方法にうつります!