もっとたくさん練習してください (練習量より、学習能力)

たとえ教わっている先生から
「もっとたくさん練習してください!」
と言われたとしても、その言葉は、あまり真に受けないでください。
言葉通り受け取ると、何が起こるのか?
言われた初心者のかたは、
「時間が大事なんだ!」 と 誤解 してしまって、
たくさん練習するほど伸びるから
もっともっと練習量を増やさないと! |
となってしまいます。 これで多くの方が 失敗 しています!
えっ? 失敗してるのですか?
だって、自分自身を振り返ってみてください。
今の自分は、練習量のわりに 結果が取れてますか?
それとも、練習量のわりに 結果がイマイチですか? |
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練習量のわりにイマイチな気がします!
今頃は、もっと弾けていてもいいはずなのに! |
ホラネ、失敗してる でしょう?
そのやり方のままでは、未来はありません。
どうすればいいと思いますか?
えっ? もっとたくさん練習する?
違います!
今日、1時間ピアノの練習をしました。 練習前の自分と比べて、どう?
…… ん~ 変わり映えしないかな?
その練習を、1週間続けました。
1週間前の自分と比べて、どのくらい上達しました?
…… ん~ あまり変わらないような。 |
なぜ、同じ失敗を 1週間 も繰り返してしまうの?
えっ? 練習ってそういうものではないのですか?
自分が費やした時間 を振り返ってみてください!
費やした練習量のわりに 結果がイマイチだったら、その練習は失敗しています。
ただ頑張るのではなく 「学習能力」 を身につけてください!
他の選択肢を忘れて、
ひとつのやり方のまま ムキになってませんか? |
押してもダメなドアを いつまでも押し続けながら
このドア開かない! 開かないよ!
と、半分焦ってる状態! それが 今の練習 では?
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今までは、「練習量が一番大事」 と思っていたでしょう?
たくさん練習するほど伸びるから もっともっと練習量を増やさないと! |
本当に大事なことは 「学習能力」 を身につけること なのです。
押してもダメなドア → じゃあ、引いてみたらどうかな?
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でも、上達って、練習量ではないのですか?
できなかったら、できるまで何度もやろう! と教わりました! |
だから、練習が失敗していたのです!
費やした練習量のわりに 結果がイマイチだったら、その練習は失敗しています。
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1度の失敗から、一発で 学習 できる人と
同じ失敗を10回繰り返してようやく気づく人は、上達には10倍の差があります。
できなかったら、できるまで何度もやろう!
それって、「成功」 ではなく、「失敗」 のほうを繰り返してませんか?
【失敗 を繰り返してませんか?】
あれ? おかしいなもう一回! というのは
成功ではなく失敗に、リピートかけています。
(やればやるほど、ミスのクセが上塗りされてしまう)
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あれ~! 今までの私の練習って……
だから、練習量のわりに 結果がイマイチだったのです!
今なら分かりませんか? なぜ今まで 練習でイライラしていたのか?

やってはいけない練習
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