ピアノ初心者のための音符の読み方


   両手合わせの練習のコツ
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  【初心者の練習法シリーズ その5】


   次はいよいよ、両手合わせ です!

   自分のピアノが、音楽として、形を表す感動の瞬間ですね!


   でも最初は、右手と 左手が うまく合わないと思います。

   片手ずつならうまく弾けるのに、両手になるとうまくいかない!


   あらかじめ覚悟していた難所はともかく、

   CDで聴くと、いっけん、簡単そうに聞こえる、やすらぎのオアシスと
   予想していた部分さえ、いざ、演奏者として、その場に向かい合うと、

   オアシスは幻だったと気づく。

   楽譜通り、正しい音を弾こうとしても、両手の記憶が混乱して
   まるで、フラついた酔っぱらいのような演奏にしかならない。

   ……でも、合わないからって、両手を見ちゃ駄目ですよ。

   右手は、今までの練習で、見ないで弾けるようになってるはずなのです。


左手   練習するときは、メロディーを口で奏でながら
  弾いてみる

  歌声でもいいし、口笛でもOK!
右手   右手 を練習するときは

 ・ 完全ソロではなく、左手の頭と合わせて練習する
 ・ なるべく、目をつぶりながら練習する

   2つの練習は、両手合わせのために必要だったのです。

   合わないのは、まだ、その曲を両手で弾くことに、脳の司令部が慣れていないから。

   だから、片手ずつバラバラに練習してきたことが、一つずつ整理されて、
   正解の動きがブロックごとにパターン化されてくれば、ちゃんとできるようになります。

   いったんできるようになれば、今まで、人間業じゃないと思っていた、
   両手をバラバラに動かすことだって、苦じゃなくなるのです。


   最初から、両手合わせに進んだ後のことを考えて、2つの練習によって、
   両手合わせをスムーズにさせるための準備をしてきたわけですから

   あとは 縦のタイミング が一致するときだけ、反対の手を合わせる!



  両手を合わせるタイミング


   両手のタイミング は、楽譜を 縦割り で見ると分かります!


   


   このように 縦 が揃ってる部分 以外は、練習してきた片手ソロのままですよ。


 あれ~ ほとんど 片手ソロ だったのですね!
 パッと見だと、もっと難しそうに見えたけど・・・・


   楽譜が苦手な人ほど、どのタイミングで音が鳴るのか、
   楽譜だけでは、よくわからない と思います。

   ですのでCDを聴きながら、一緒に楽譜も見て、
   まずは片手ずつ、音符を目で追っていきましょう!


   CDを聴きながら、譜面を目で追って、どのタイミングで音が鳴ってるか?


   右手のタイミング、左手のタイミングを耳で聴きながら、それぞれ
   楽譜でも確認していく。

   すると、今まで聞き落としていた音に対しても、

   「あれっ? こんなところにも音符があったの?」
   「あれ? 今まで間違ったリズムで覚えていたよ」


   と、曲に対しての理解が進んでいくでしょう。



  両手の動きの整理の仕方


   片手ずつなら、誰でも簡単にできるのですが、

   両手同時となると、ほとんどの人が、片方の動きにつられて、
   両方似たような動き方をしたり、途中で混乱して、動きが止まってしまうもの。

   それを、できるようにするには、失敗を重ねながら、その動きに慣れることですが

   まずは、今追い詰められてる状態なので、

   自分が余裕を持てるところまで、テンポを落として、その動きに対して、
   脳の司令部を徐々に慣らしていく。

   そして、ブロックに対する反復練習を繰り返しながら、両手の組み合わせのパターンを
   身体で覚え込んで、だんだんペースを元に戻しながら、スムーズにできるようにする。

   この、両手がバラバラの運動パターンの覚え方には二通りあります。


 半分自動化 (片手だけ考える)


「右手」 か 「左手」、どちらか片方を
無意識で動かせるように訓練し、
もう一方の手にのみ、演奏中の意識を集中させる。


   この場合は、普通に失敗を繰り返しながら (トライアンドエラーの時期)
   「右手」 と 「左手」 の動きを繰り返すことになりますが、

   不思議なことに、両手の動きがスムーズにできるようになるのは、
   「片方の手」 の動きが無意識にできるようになる頃と一致します。

   両手同時に考えるのではなく
   片手だけは無意識状態でも 「正解」の形で動くようにすると、
   もう片方のみ、演奏中の意識を集中させるだけで、できるようになるのです。


 動きを整理して記憶 (2つで1セット)


「右手」 と 「左手」、別々な動きの合わせ方を
ブロック単位ごとに、「両手で1セットのグループ」 として覚える。

「1+1」 という考え方ではなく、手旗信号のように、「2つで1セット」


   この場合は、1つ1つの両手の動きを、「2つで1セット」として整理し、
   右手がこの形のときは、左手は連動して、こう動く! とセットで覚えます。

   両手の動きを1セットで覚えるので、一つ一つのブロックは 「手旗信号」
   に似た処理ですが、連続した動きの結果は 「スムーズな演奏」 になります。

   どちらの場合も、両手の動きを同時に計算しているうちは、
   なかなかできるようにはなりません。

   『二兎を追う者は一兎をも得ず』 の状態を消しにいき
   脳の処理をシンプルにすることで、できるようになるのです。

   初めて出会う運動パターンに対しては、
   脳は、慣れるまでは、その処理の仕方に戸惑っています。

   ですから最初はうまくいきませんが、
   テンポをかなり落として、まずは脳の司令部から徐々に慣らしていく。

   そして、細かい練習を繰り返すうちに、動きのパターンを身体に覚えさせていく。

   その際、両手とも考えながら動かすのではなく、
   単純なパターンを何度も繰り返し、条件反射で動くまで、

   「正解の動きのパターン化」 に向けたインプットを繰り返すのです。

   指が正確に動いてくれずに苦労するのは、最初だけ。
   自分の頭が 「ああ、こういうことか!」 と、新しい運動パターンを飲み込めば、

   両手で、PCキーボードをカタカタ打てるのと同じように、
   何も考えなくても、スムーズに弾けるようになるでしょう。

       ・
       ・

   一つの曲の完成までには 『ドラマ』 があるものです。

   その道のりの途中では、
   「もうだめだ、やっぱり自分には弾けないかも」 と思うことも、一度や二度じゃないでしょう。

   苦労して難関を突破しても、またすぐに次の難関が現れる。

   それでも、幾重もの難関を突破して、最後まで乗り越えることができるかどうかは
   自分自身の、思い入れの強さなのです。

   最後は、自分に勝ったか負けたか……。



  まとめ


左手だけ、見ながら練習して
鍵盤の位置を指の感覚 (直前からのズラし方や開き具合) で覚える。

ポピュラー、クラシックともに、大抵は、左手の方が簡単だから
左手から入るほうが、スムーズに行くよ。
               
練習の過程で、左手のメロディーを独立して記憶。
最初に左手だけを完璧に。

右手のメロディーは、元々知っていても、
左手単体のメロディーは案外知らないもの。

だから、CDを聴くときも、左手の音の流れに特に意識を向けて
左手の音だけを、独立して記憶してみよう。

               

右手は、自分の 指の感覚 を頼りに練習!

反復練習の目的は、「正解の指の軌道のパターン化」 なので
ミスタッチが全くない状態で、指使いも正しい状態で、反復練習。

自信がついてきたら、目をつぶって弾く練習もしてみます。

多くの曲は、両手を同時に見ながら弾けるほど、楽じゃない。

右手と左手が、離れてる場合、どちらか片方は、手元を見なくても弾ける訓練をしないと、なかなか弾けるようにはならないもの。

片方の視線は外しても、問題なく弾けるように、目をつぶって弾く練習もしてみます。

               

両手を合わせる。
できるようになるまで、両手の重なり方を整理しながら練習。

記憶が終わったら、流れで弾いてみて、
つまずいたところ、覚えにくいところは、早めに対策を取る。

(何も考えずに練習量勝負! は厳禁!)

練習は、楽譜の表面をなぞるだけの 「流し」 の練習ではなく
「できない」 → 「できる」 へ、確実に変えていく練習を中心に!

最初から 「覚える意識」 で取り組まないと、
「流し」 の練習だけでは、なかなか頭には入らないもの。

また、「きちんと頭に入った部分」でなければ、
「演奏のスピードアップ」 も、はかれないものです。
            
ミススポットだけ取りだし、繰り返し練習。
曲の中の、苦手な部分を克服しよう。

モグラ叩きのように、一つ一つ、ミススポットを潰していこう。
練習を繰り返すうちに、だんだん、

「できない部分が、できるようになってくる」

もう、ここまでくれば、反復練習の過程で、指が、鍵盤の動きを記憶しているから、仕上がりまで、後一歩。





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